【夢を載せて(競馬の)】京王競馬場線のダイヤ考察
このページでは、京王電鉄・競馬場線のダイヤ考察を行っています。
〈H28.9.16ダイヤ改正対応〉
路線概要
京王競馬場線は東京都府中市の《東府中》と《府中競馬正門前》を結ぶ全長0.9kmの路線です。名前の通り東京競馬場へのアクセス路線として、1955年(昭和30年)に全線が開通しました。
平日は短いワンマン車両が行き来するのどかな路線ですが、競馬開催時には本線並の本数が殺到します。
列車種別と停車駅
短い路線ではありますが全線が複線となっています。《東府中》にはワンマン専用ホームが設置されています。
種別紹介
・急行
競馬開催時に運転されます。京王線に直通し、《新線新宿》に向かう列車です。
・各停
平日は2両編成の短い編成でワンマン運転を行います。休日や競馬開催時には8両編成が使用されます。
時間帯別ダイヤパターン考察
・朝ラッシュ
無印:東府中行
図1. 府中競馬正門前駅 朝ラッシュ時刻表
11〜13分間隔で線内折り返しの[各停]のみが運転されます。1時間あたりの平均本数は5本です。
・デイタイム〜夕ラッシュ
無印:東府中行
図2. 府中競馬正門前駅 デイタイム時刻表
線内折り返しの[各停]が20分間隔で運転。終電間際までこのパターンが続きます。1時間あたりの本数は3本です。
図3. デイタイム運転パターン/1H
・競馬開催時デイタイム
無印:東府中行
図4. 府中競馬正門前駅 臨時デイタイム時刻表
線内折り返しの[各停]が約10分間隔で運転。《東府中》で京王線で臨時停車が行われる[特急][準特急]に接続します。1時間あたりの本数は6本です。
・競馬開催時夕ラッシュ
無印:東府中行 シン:新線新宿行
図5. 府中競馬正門前駅 臨時夕ラッシュ時刻表
競馬が終了した後の帰宅輸送を担う競馬場線も本気モードです。
線内折り返しの[各停]が3〜8分間隔で、加えて京王線に直通する[急行]が20分間隔で運転されます。1時間あたりの本数でみると[各停]が9本、[急行]が3本の実に12本もの列車が走ることになります。
図6. 臨時夕ラッシュ運転パターン/1H
まとめ(編集後記)
わずか0.9kmの競馬場線ですが競馬開催時と通常時で全く違った姿を見ることができます。非常に広い《府中競馬正門前》も平日はただの宝の持ち腐れ……と思いきや、ドラマの撮影などで貸し出されたりするようです。
〈H28.4.13〉追記
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ごあんない