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【湘南の風に吹かれて】江ノ島電鉄線の時刻表考察《2011.7.9ダイヤ改正》

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この記事では、江ノ島電鉄線のダイヤ考察を行っています。

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江ノ島電鉄は、神奈川県藤沢市の《藤沢》から、関東有数の景勝地の入り口にある《江ノ島》や鎌倉大仏のある長谷寺最寄りの《長谷》を経由して鎌倉市《鎌倉》に至る全長10.0kmの路線です。

路線概要

旧江之島電気鉄道が1902年(明治35年)に《藤沢》と《片瀬(現:江ノ島)》間を開通させたのを始まりに、1910年(明治43年)までに《小町(現:鎌倉)》まで全通しました。戦前に電力系会社に買収され、買収した会社がさらに別の会社に買収され、戦中には付近の民鉄会社の例に漏れず大東急の一員となるなど運営母体が目まぐるしく変わり、最終的には大東急の解体とともに小田急電鉄の傘下に入ることで落ち着きを見せました。

路線自体が軌道由来であり比較的小規模であったことから、高度経済成長期のモータリゼーションの影響を大きく受けて経営は厳しくなり、一時は廃止の検討もなされました。1970年代後半に入ると江ノ島地区にスポットを当てたテレビ番組が相次いで放送され、その中で登場した江ノ電は一躍話題になりました。折からの湘南ブームも相まって観光客を中心に輸送量は回復し、江ノ電はこの危機を乗り越えました。

現在では古都鎌倉と景勝地江ノ島という、首都圏から気軽に立ち寄れる観光地を走る観光列車として、その知名度は日本だけではなく世界にも広まっています。

なお、当路線は法律上は鉄道事業法に基づく普通鉄道ですが、13m級の車両や併用軌道といった特殊性から事実上の軌道線(路面電車)と扱われることが多くなっています。

列車種別と駅情報

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江ノ電は単線路線で、交換設備を持つ駅は《鵠沼》《江ノ島》《稲村ヶ崎》《長谷》です。途中《鎌倉高校前》と《七里ヶ浜》の間に峯ヶ原信号場があります。《江ノ島》から小田急江ノ島線《片瀬江ノ島》へは徒歩約10分かかります。

種別紹介

・[普通]

各駅に停車します。《峯ヶ原(信)》では、列車の交換が無くても全列車が停車します。

ダイヤパターン考察

デイタイム

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 図1.藤沢駅下りデイタイム時刻表

12分間隔のパターンダイヤであると同時に、所有する列車交換設備を常時フルに使う『ネットダイヤ』が成立しています。裏を返せばこれ以上の増発は物理的に不可能であるということであり、朝ラッシュもデイタイムも夕ラッシュもほぼ1日を通してこの間隔での運転です。各区間における1時間あたりの運転本数は以下のとおりです。

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 図3.デイタイム運転パターン/1H

こうした事情から江ノ電の場合、朝夕の輸送量変化には編成の増結、つまり2×2両の4両編成での運転によって対応することになっています。が、訪日観光客の増加などもあって、早朝深夜を除いて1日中4両編成で運転することが多くなっているようです。

まとめ(編集後記)

・江ノ電はネットダイヤによって持てる設備を常時フル稼働したダイヤを組んでいる! 

以上、小田原線の記事作成が終わらずに江ノ電に逃げた管理人:籠原いなぎがお送りしました。小田急系列ということで許してください()。

 

ごあんない

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●おまけ●

最後までご覧いただきありがとうございました(`・ω・´)!!

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